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生前から準備できる相続の対策は何?

以前は仲の良かった家族が、お父さんが亡くなった後の相続を巡ってバラバラになってしまった。

お父さんが亡くなった後に、見知らぬ相続人から連絡がきた。

などなど相続を巡る問題は後を絶ちません。

相続は、被相続人が亡くなった後に対策をしても時すでに遅く、生前にしっかりと法定相続人と話し合いをしながら前もって決めておくことが大切なポイントです。

では、生前にできる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。

今回は、生前に準備しておく書類について詳しく解説していきます。

スムーズな相続の決め手となる遺言書

相続の場合、遺言書がある場合と無い場合において、相続の手続きには大きな差が出ます。

遺言書を残しておく場合、作成方法や形式がきっちりと決められていますので、これにあてはまるように作成しなければ法的な効力を持たず意味がありません。

しかし、定められた形式で作成された遺言書の力は大きく、被相続人が法定相続人以外に財産を残したい場合には遺言書に残しておく必要があります。

遺言書は、被相続人が自分の財産を希望に沿って残す、最も効果がある書類です。

付言事項で想いを伝えよう

法的拘束力はありませんが、遺言書と一緒に書いておきたいのが付言事項です。

遺言以外の事柄を残したいとき、例えば、
・感謝の気持ちを伝えておく。
・財産分与を分けた理由や気持ち
などを伝えることができます。

被相続人の気持ちを伝えやすく、相続が争族となることを避ける効果がある書面といわれています。

近年書く人が増えているエンディングノートとは?

保険会社などが積極的に書いておくことを薦めているのがエンディングノートです。
法的拘束力はありません。

しかし、被相続人が、自分の人生を振り返りながら書くことで、家族に何を残しておきたいのか、終末期に何を望んでいるのかということや、亡くなったときにどんな人に連絡を取ってもらいたいのかといった希望を書いておくことも可能です。

自由に書くことができて半生を振り返ると、色々頭の整理もできやすく相続における入り口として用いられています。

自分の持っている財産を明確にしておく財産目録

自分がどのような財産を持っているのかについて一番わかるのは自分自身です。

配偶者がいれば何とかわかるかもしれませんが、子供や兄弟などが相続者となると、ほとんどが把握していないでしょう。

相続時に、持っている財産について明確にできるようにしておくために、財産目録を準備しておきましょう。
自分が持っている財産を明確に書類に残したものです。

これは、亡くなった後に家族が作成することも可能です。

しかし、一番わかっている本人が亡くなっているので、手間や時間がかかり遺族の負担が増えてしまいます。

あわせて、財産の保管されている場所や、誰が保管しているのかといった点も明確にしておけばより、スムーズに相続が進むでしょう。

まとめ

相続の後に全く親族間の付き合いが亡くなったり、関係がギスギスしたりすることを防ぐためにも相続前の準備は非常に大切です。

なぜ、財産を残すのに手間を掛けなければいけないのかという声も聞かれますが、残す人には残す人が行わなければいけない義務があります。
それが、相続の準備です。

未来永劫、自分の子孫が仲良く暮らしていくためにも相続の準備は、生きている時にしっかりと行う必要があるのです。